アレクサンダー・テクニーク(AT)とは、オーストリアの俳優F・Mアレクサンダー(1869-1955)が、慢性的に声が出なくなり、その原因を長年探求した結果、自分の無理な頑張りや、思い込み、ストレスに連動した体の反応と、自分に合った正しい体の使い方の関係を明らかにしたものです。現在では欧米の主要な芸術家養成機関の正規科目となり俳優や音楽家などのアーティストをサポートしているだけでなく、ストレスや過緊張といった、身体的、精神的、心理的な障害に悩む多くの人々の問題解決に役立っています。
現代の私たちは「今、体と共にいる」ことをないがしろにし、頑張って「結果だけを追い求める」社会に住んでいます。その結果、自分の体が発する「ちょっと休んで」という言葉、心が発する「もう少しゆっくりやって」という言葉を無視してしまいがちです。ATは意識的に、今ここにからだと共にいることを感じ、受ける刺激を自分でコントロールして、バランスの取れた自分自身の体の使い方を知るためのテクニークです。
一人一人の希望を実現するために、以下の7つのポイントをわかりやすいように散りばめることで、自分で体験しながら探求レッスン(ワーク)をしていきます。
●慢性的に痛みがある●あがり症、人前に出ると緊張する●常にストレスを感じている●いつも疲れてイライラしている●バランス良く歩けない●姿勢が悪い●うまく呼吸ができない
準備中